LinuxでDVD-videoを焼こう on RedHat9
TVサーバーで録画したmpgをLinuxマシンに搭載されてるDVD-RWドライブで焼く手順の覚え書き。
全部タダでできちゃいます。
DVDオーサリングソフトとかだとGUIで編集しやすいんだろうけど、
これは全部コマンドラインでDVDを焼いちゃいます。
あたりを参考にしました。
必要な物
- dvdauthor
ここからtar玉を拾って、configure;make;make install
オーサリングツール。RPMでやりたかったけどうまくいかず。 - libdvdread
libdvdread-0.9.7 を拾ってきて、rpmbuild -ta でインストール。だったはず。 - dvd+rw-tools
tar玉を拾って、make;make install
DVD-videoを焼くやつなのですが、僕のドライブ(pioneerのやつ)では使えませんでした。。
多重VOBファイルを作るのにVideoとAudioに分けるコマンドを使うので、必須です。 - mjpegtools
このなかにある、
VideoとAudioに分割したファイルをがっちゃんこするmplexコマンドをつかいます。
1.8.0だとRedHat9では依存関係がかなりめんどいことに。
1.6.1でもquicktimeのライブラリが無いとかいって少し怒られるけど、めんどくさいので–nodepsしちゃいます。 - cdrecord-ProDVD
僕のドライブの場合、ide-scsiとやらで、こちらのコマンドを使います。
手順
☆元のMPGデータをtest1.mpgとします。
☆これはあくまで僕の環境の場合なので、ご参考にされる場合は環境によって相違がある事をご了承ください。
まずそのままじゃ動きませんので。
- はじめに。
起動時のカーネルオプションにhda=ide-scsiを指定します。
grub.confを開き、起動時に使用するカーネルのkernelの行
kernel /vmlinuz-2.4.20-46.9.legacysmp ro root=/dev/sda2
の末尾に hda=ide-scsiを追記。
kernel /vmlinuz-2.4.20-46.9.legacysmp ro root=/dev/sda2 hda=ide-scsi - VOB多重化ファイルの作成
このステップは編集ソフトで編集すると要らない場合あり。
mpeg2desc -v0 < “test1.mpg” > “test1.m2v”
mpeg2desc -a0 < “test1.mpg” > “test1.m2a”
mplex -v0 -f 8 -V -o “test1.m2p” “test1.m2v” “test1.m2a” - DVD-Videoへのファイナライズ
dvdauthor -o ./test1.dvd ./test1.m2p
チャプタ分けしたいとき(この例は10分おき)
dvdauthor -o ./test1.dvd -c 0,10:00,20:00,30:00 ./test1.m2p - TOCをつくる
dvdauthor -T -o ./test1.dvd - DVD-Rに書き込むためのISOイメージをつくる
mkisofs -dvd-video -udf -o test1.iso test1.dvd/ - DVD-Rに焼き付ける
sh cdrecord-wrapper.sh dev=1,0,0 -data -dao driveropts=burnfree /hoge/test1.iso
他の方もやられていますが、面倒いのでDVDのメディアセットしてMPGファイル名渡したら勝手にDVD焼いてくれるようにシェルスクリプト化してしまうつもりです。
あと、DVD dataのディスクに何枚も焼いててMacで再生できなくて焦ってたのは秘密です。
池尻大橋駅の近くにある文具店でDVD videoのディスクを買ってきました。。
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