横向きに生えていた親知らずを抜歯してきました。(検査〜抜歯まで)
日本人の約7割に生える親知らず。
僕も残念なことにその7割に当てはまってしまったようで、
もうかれこれ10年ほど前から、歯医者さんに行く度に「抜かなきゃねぇ」とは言われていたのですが、
最初に言われた大分の地元の歯医者さんで受けた説明が衝撃過ぎてなかなか決心がつかなかったのです。
横向きに生えています…
あいにく下側の2本とも、横向き(水平埋伏智歯というそうです)に生えてしまっているので、歯茎を切り開いて砕いていくと、そういう感じ。
その後、転居する度に近くの歯医者さんを受診しても同じ説明で尻込みすること10年ちょっと…
左下のが虫歯をこじらせてしまって沁みるし、ここ半年ほど出血もしているので、決心していよいよ抜くことにしました。
大学病院の口腔外科で検査
じつは2年ほど前にも痛んだことがあって、かかりつけの先生に紹介状を書いてもらって大学病院を受診していたのですが、仕事の都合で(とそこで受けた説明にビビってしまって)放置してしまっていました…
で、10月17日に再び受診。
レントゲンを撮ったり、(心臓が良くないので)心電図を取ったり、そしてやっぱりビビるこの説明。
手術説明書には考えうる最悪の事態がつらつらと書かれています。
手術までの1週間、痛みとの戦い
意外と抜歯よりそれまでの方が辛かったかも。
特に検査で受診した週は痛み止めを飲んでいたので、ずっと体がきつくて寝てばっかりでした。(ご迷惑をお掛けした方々すみません)
調子がいい時はなるべく仕事を進めて、いろんな人に会っておきました。
いざ、抜歯
朝から落ち着かないまま、シャワーを浴びて、病院近くのイタリアンでパスタとデザートを食べて、病院へ。
受付を済ませて、歯を磨いて口腔外科へ。
トイレを済ませて、そわそわしながら待ってたら名前を呼ばれて処置室へ。
オープンな感じで、他の患者さんの処置や先生の声とか丸聞こえでした。他にも親知らずを抜いてる人がいたみたい。
先生に「では始めますねー」と前掛けを掛けられ、抜歯が始まります。
グサグサと麻酔を打たれ、軽くゆすいで、
上の図の通り歯茎を切り開いていきます。(麻酔が掛かっているので、切り開かれている感覚は全くなし。)
そしてゴリゴリゴリゴリと金具で押さえたり、削ったりの繰り返し。
虫歯をこじらせてしまっていて、なかなかうまく行かなかったみたい。
先生が2人がかり、助手さんが入れ代わり立ち代わり3人がかりで1時間ほどゴリゴリと金具で押さえたり、削ったり、麻酔を打ったり、を繰り返して何とか完了。
生理食塩水かな。洗浄して、縫合。
口をトトロの如く引っ張られて開けていたので、そちらの方がちょっと痛かったかも…。縫合の時も麻酔を1発頂戴しました。
何とか終了して、口をゆすいで、止血のガーゼを噛んでおしまい。
抜歯後の注意の説明を受けました。
- 止血ガーゼは20分ぐらい噛んでてね
- 抜歯後は暫く血がでるかもしれないよ
- 抜いたとこは触ったり強くゆすいだりしないでね
- 今日は入浴・飲酒・運動はしないでね(歩くのはOK)
- 抜いたところは氷で冷やさないでね
- 今日は固いものじゃなければいつもの食事でいいよ
ちなみに抜歯した歯は「持って帰る?」と聞かれたけど、遠慮しておきました…(病院で処分するそうな)
会計を済ませたらすぐ帰路へ。
止血のガーゼは20分くらいでいいよ、とは説明されてたけど、帰宅まで1時間ほど噛んでたと思います。
そのおかげか、帰ってから思ってたほどは血は出ていませんでした。
抜歯までに掛かった費用
受診1回目(検査):3,030円、受診2回目(抜歯):3,870円、投薬(痛み止めとか):650円
国保3割負担でも工程的に結構な額だろうなーと思ってたら拍子抜けしました。
毎月なかなかの金額を国保に支払っているので、病院にももう少しお世話になろうと思いました。
やっぱ早く抜いとけば良かった
いろんなまとめなんかでは「帰宅してからが大変」なんて書かれていましたが、
割とマシな生え方だったのか、先生の腕が良かったのか、調べて覚悟していたほどの症状は出ていないです。
ただ、虫歯が結構奥深くまで潜っていたらしく、相当抜きづらかった様子でした。麻酔を刺しても刺しても痛かったし…
右下のは幸い今のところ虫歯ではないので、落ち着いたら早々に抜歯したいところです。
また来週抜糸に行くので、続きはまた来週。
腫れは若干、クレヨンしんちゃんみたいになりました…