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2014-01-17

ヤフオクで手に入れたチューナー・Pioneer F-777を調整してみた

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ラジオが大好きです。

小学生の頃からなので、もうかれこれ20年以上ラジオっ子です。

あまりにもラジオが好きなので、地元大分県のFM大分に見学に行き、スタジオで喋らせて貰ったこともあります。

ラジオの裏方を目指して、音響の専門学校にも通ったのですが、途中で方向転換してwebサービス作りにはまってしまい、今に至ります。

そういう経緯もあって、音だけはこだわりがあります。

今どきだと、ラジオなんてradikoで聞けばいいやん、と言われかねないのですが、AMや短波はともかく、FMはちゃんとしたチューナーで、多少場所を取っても、電波を通したアナログの音が一番いいのです。

radikoはあのシャリシャリしたHE-AACらしい圧縮音がダメなんです。らじる★らじるはwmaのようですが、やっぱり高圧縮なのでダメです…。

チューナーを手に入れました。

上の写真の下段、marantz ST6000A が、昨年の11月あたりから、音量が大きい洋楽なんかが流れると、ステレオがモノラルになってしまうなんていう怪奇現象が起きてしまいました。

そんなこんなで、ヤフオクで、往年の名機と呼ばれているPioneer F-777を手に入れました。(上の写真の上段)

1992年発売。定価 55,000円ですが、半値以下でした。

AMステレオ放送が受信できたり、電波の入感状態がメーターで表示されたり、疑似ステレオになったり、FMのノイズリダクションがついていたりします。結構高機能です。

※その後、ST6000Aは内部のコアを調整したら直りました。ヤフオクで手放さなくて良かったです…

音飛びが起きてしまいました…。

ラックにアンテナ線やオーディオケーブルをつないで設置。暫く使っていたら突然、不定期に音飛びが起きるようになります。

出品者の方は恐らくそれが故障と思われたんだと思います。出品説明になかったのですが、クレームを入れるのもなんだかみっともないので、

自分で調整してみることにしました。

よほど致命的な故障でなければ、多少のリスクは考えないで自分で直してしまうのがポリシー。

修理されていた方の記録があったので、これを参考にします。

http://nice.kaze.com/f-777.html

以前は電子工作なんかをしていたのでテスターを持っていたのですが、実家に置いてしまっているので、ヨドバシ・ドット・コムで発注しました。

Sanwa アナログマルチテスター AP-33 

デジタル式でも良いのですが、アナログメーター派なので、あえてアナログ式です。

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早速蓋を開けてみます。ネジ穴を見ると、何度か開けたような形跡がありました。

内部は年代を感じるパーツがたくさん。

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こんな感じで調整します。ここは問題なかった様子。

 

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同調点を調整します。テスターをDCモードにし、TP201にテスターの+を、TP202に-を。T201のコアを六角ドライバーでゆっくり動かして、電圧が限りなく0になるように調整します。

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音飛びが直りました!

調整後、暫くTOKYO FMを聞いてみた所、音飛びが無くなりました。

なかなか音質も良く、大満足です。

当面、末永く付き合えそうです。