サーバーが一時帰宅してきた
あらったーやアイコンリストや笑点びゅーわなどのフロントエンドが動いていたサーバーが、OS入れ替え(CentOS4 x86_64→CentOS5 x86_64)の為に帰宅してきました。
既存のクローラーとか、アプリケーションサーバーは既に別のマシンに差し替えてあるので、運用上支障はありません。
ちなみに、差し替え作業自体は、PerlなりPHPなりのプログラムを別のホストにちまちまコピペする訳ではなく、全てOpenVZで仮想化しているので、仮想サーバー環境ごと固めて、別のホストにコピペして起動するだけでOK。IPアドレスも変わらないので、MySQLの権限設定の変更なども特に無し。平行稼働で移転作業を行えば、数秒でサーバー移転を行う事ができます。
筐体は普段、広島の某DCに置いてあるので、このような作業を行う際はDCに向かうのではなく、DCの担当者にお願いして取り外してもらい、宅配で送ってもらう形になります。不便ではありますが、配線指示と、OSのインストール、ネットワーク設定だけ行っておけば、後は送っておけば対応してくれます。ラックマウントの時間と手間は省けます。
そう言う訳で、普段は遠いところに置いてあるので、こうして顔を見る機会はなかなか珍しいんですよね。
PowerEdge SC1435
もちろん自己所有です。昨年の4月に購入しました。ちなみにはてブやはてダの一部にも同じマシンが使用されているようですね。台数はあちらの方が桁違いに多いですが。(参考1、参考2)
中身。HDDはSAS 10krpm,300GBのが2本、RAID1になっています。
自室でOSのインストールや設定等を行いましたが、ファンの音に関しては、温度が上がらない限りさほど気になる音量では無いです。
撮り忘れたのですが、右上の黒いカバーを外すと、Dual-Core AMD Opteron 2212が2個、512MBのRAMが4本刺さっています。
6月にまた3台、OSリプレイスの為に帰宅してくるので、その際にまた細かい内部をお見せしたいと思います。
そしてもう1台、これはデスクトップ用途の廉価なパーツを使用して組んだマシン。
筐体は4年ほど前にATWorksで購入しました。
もともとはCeleron 2.4 GHz、RAM 256MB、HDD ATA 40GBというしょぼいスペックだったのですが、手持ちのPen4 2.6GB HTが動いたので、ついでに全体的に強化してしまおうと、RAM 2GB、HDD ATA 250GB+160GBを追加しました。あとはNICがMBについている1個だけだったので、バックグラウンドセグメント用にもう一枚、GbE対応のNICカードを追加しました。
現状、OpenVZで仮想化して、1台の中に複数の仮想化マシンを起動させていますが、6月までにXenにシフトしていきます。OpenVZでは、計15個ほどのゲストOSが稼働しています。
移行の際、各サービスが停止しますので、ご了承下さい。
Xenの運用方法などはまた改めてエントリーに起こしたいと思います。