うちのサーバー構成はこうなっている
以前はデータセンター内に構内インターネット回線の敷かれた、都内のIDCを利用していた訳ですが、コストが見合わないので(回線の安定性や設備面、サポート面では全く問題なかったのですが)、昨年の夏の終わりから冬にかけて少しずつ安価な地方のデータセンターに移行を行いました。
安価な分、インフラはBフレッツ・ベーシックを使用しています。上位回線はVECTANTです
IPアドレスは以前は/27(32個)を割り当ててもらっていたのですが、実際使ってみてもそうそう使い切れる量ではなかった、というのが正直なところでした。
ここのデータセンターに引っ越した当初はBフレッツでもさらに他者と共用の回線を使っていたので、他者によって突発的なトラフィックを出されると、ルーターに負荷がかかっていたのか、応答が遅くなる事もしばしばありました。
パケットロスが起こる事もたまにあったので、Bフレッツの占有回線に移行しました。IPアドレスもブロック単位で割り当ててくれるのですが、今回は過去の経験もあって/29(8個)を選択しました。
で、実際のネットワーク環境はこんな感じ。
あまり大した事なくてすみません。。
ONUに直結したPC(compaq機)がルーター/FWとなっています。CentOS5がインストールされており、カーネルモードpppoeで以前の環境より幾分スループットは改善されました。Maxでも下り50Mbps程度出る事もあります。都内のデータセンターに比べるとかなり落ちるのですが、さくらの専用サーバーの10M共有回線とさほどコストが変わらないので、目をつぶる事にしています。
ルーター/FW配下にスイッチを接続。スイッチはVLANを切って表側/裏側に別けています。
サーバーは現状5台あって、基本的には全てOpenVZでVPS化しています。先日も書きましたが、今後はxenにシフトさせていきます。
内訳は下記の通り。(sv002,sv005はxen移行用に構築中)
- sv001 メール、簡単なコンテンツ、リバースプロキシ等
- sv003 このblog、日記サービス等
- sv004 *.twitlife.jp関連、twitterへデータ取得を行うクローラ、DB
簡単ですがこのような感じです。
自宅に置いても良いのですが、2年ほど前にこのような感じで設置していて、熱のコントロールが大変だった経験があるのです。。
熱の問題もありますが、音、コスト(電気代月3万円+固定IP取得費用)、そのうち引っ越す事を考慮したところで、やはり今の空調が整っている環境の方がマシ、という結論になりました。
次回は自宅とデータセンター間のVPNのお話でも書きます。