【iPhone hack 2】iPhoneにSSHで接続する。
前回、無事脱獄を果たしたことなので、
iPhoneにSSHで接続してみます。今回はそのメモを。
iPhoneにOpenSSHをインストールする
GUIベースであっけなくインストールできます。
Cydiaの「More Package Sources」をタッチ。
「OpenSSH」をタッチ。
右上の「Install」ボタンをタッチ。
確認画面になるので「Confirm」をタッチ。
OpenSSHのパッケージをダウンロードします。
パッケージの展開後、「Return to Cydia」ボタンが表示されたら完了。タッチして終了です。
iPhoneにSSHしてみよう
デフォルトではSoftBankのネットワークからもアクセス可能になっていますが、、無線LANから繋いでみます。
無線LAN環境がある場合は「Wi-Fiネットワーク」からIPアドレスを確認しておきましょう。
無線LAN環境が無い場合は前エントリを参考に、アドホック接続を行っておいて下さい。
それでは接続してみます。
初回のみ、反応に時間がかかります。
「The authenticity of host〜」は「リモートマシンの鍵がローカルに無いが接続してもいいか?」の意で、初回のみ聞かれます。yesをタイプして下さい。
初期パスワードは「alpine」です。
とりあえずpsコマンドを打ってみた。
セキュリティを強化する
このままではSoftBankのネットワークからログインされてしまう可能性が高いので、セキュリティを強化します。
passwd コマンドでパスワードを変更しておきます。
さらに強化する為に秘密鍵でログインできるようにします。
ローカルに秘密鍵が無い場合はssh-keygenコマンドで作成します。
パスワードも設定しましょう。
scpコマンドで公開鍵をiPhoneに転送します。
別にターミナルを起動して、再度iPhoneに接続してみます。
秘密鍵を生成する時にパスワードを設定するとパスワード入力画面がポップアップされるので、入力します。
ログインできたら鍵の設置は成功です。
次にパスワード認証を無効にし、鍵でのログインのみを許可します。
iPhone側で /etc/ssh/sshd_config をviで開いて、下記箇所を修正します。
公開鍵方式を使用する
#PubkeyAuthentication yes
#AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys
↓
PubkeyAuthentication yes
AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys
パスワード認証を無効にする
#PasswordAuthentication yes
↓
PasswordAuthentication no
sshdを再起動して完了。
# launchctl stop com.openssh.sshd;launchctl start com.openssh.sshd